かけがえのない宝物
始まり。

三嶋隆二と生活する事で家に帰るのが少しずつ嫌になっていった。


『まさやぁ〜今日もいっとく?』

悠太がまた誘ってきた。


家に帰りたくないから誘いに乗る。



また悠太と共に街に繰り出し適当に女を引っ掛ける。
罪悪感はない。

俺の心は寂しさを覆い隠そうと荒れていった。



…母親との距離は遠くなる一方だった。
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