かけがえのない宝物
出逢い
三嶋隆二と打ち解けていくことにより少しずつ俺の闇は晴れていった。
あっ!悠太が今日の朝方意識取り戻しんだ。
見舞いでもいくか。
コンコンっ
『どうぞ』
悠太の声だ。
流石に元気はないな。
『入るぞ。』
俺が入ったら悠太、目を丸くしたっけ。
抗争の時は髪の毛金髪だったもんな。
あの日以来黒髪だけどな。
『聖也…』
悠太との久しぶりの会話。
抗争から三週間も経過していた。