かけがえのない宝物

『悠太。隆二さんとは少しずつ歩み寄る事なったんだ。心配かけたな。』


『本当にぃ?よかったぁ〜よぉ』


悠太は自分の事の様に喜んでくれた。



『明後日退院だってさ。』

『明後日?早くないか?』

どうやら検査の結果どこにも異常はないらしく、今日と明日様子みて順調なら明後日退院らしい。


『退院の日また来るよ。』

悠太の部屋を出た。


受付の前を通り、出入口に向かう。

そこで足が止まった…。
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