かけがえのない宝物
悠太はもう一人の方の女を気に入ったらしくメアドを交換していた。

『ありがとう。桜ちゃん』
あっちが桜か。じゃあこっちは真希だな。
今日だけは覚えておこう。

『まさやぁ〜私まだ帰りたくない〜』

店を出るなり真希が急に甘えてきた。

悠太と桜はいい感じの雰囲気だ。

『じゃあもうちょっとだけな。』
って優しく言う。
そして悠太に目配せする。悠太は軽く微笑んだ。

『桜ちゃん。こっから二人で遊びに行こっ♪』

悠太が桜ちゃんの手を引きネオンの光が眩しい方に歩いて行った。

もちろん俺も…。

こっから先は想像に任せる。
まぁ夜になって男と女が二人きり。
分かるよな。
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