俺様生徒会長
「ううん、行ってくる。 どうせこんなこともあるだろうしな、って思ってたし、今断ってもまたいつか呼び出されるだろうし。」
心配かけまいと桜花に笑顔を向ける。
桜花と話している間にも女の子たちはズンズンと進んでいく。
「あ…じゃ、行ってくるね。」
桜花の返事を待たずに女の子たちを追いかける。
桜花にあんなこといったものの、やっぱり嫌だな…。
私をこんな目にあわせた、俺様悪魔会長!!
許さない!!
なんで私がお呼び出しされなきゃいけないのよぉぉ~~…
ぶつぶつと心の中で会長への文句を言いながら、5人組の女の子たちについて行った。
《海斗Side》
あ~…周りの女たちうぜぇ。
ケバイ
香水臭い
いつもに増してキャーキャーうるせえし…。
周りの奴らを無視しながら歩いて行くと、数学室Ⅱへと入っていく美奈を見かけた。
美奈は入学初日に俺にぶつかってきた女だ。
美奈は俺にキャーキャー言わねぇんだよな。
最初は学園祭の準備に利用してやろうと思っていただけなのに、いつのまにか好きになっていた。
俺の周りにいたケバイ女らを振り切って美奈についていった。
あー…なんか女5人に言われてんな。
「あんた目ざわりなんだよ! 生徒会に入れたからって調子乗ってんな!!」
…はァ? 何言ってんの、こいつら…。
「どーせ行ったって聞かないんだろうし、少々痛い目にあってもらいますか。」
女たちがクスクスと笑いながら言っている。
痛い目だと? ふざけんな。
女の1人が美奈をたたく直前に女の腕を掴んだ。
「お前ら何やってんの?」
「「「「キャーーー」」」」
うるせぇ。 質問に答えろっつーの。
「何やってんのか聞いてんだけど?」
苛立ちを抑えきれない俺はきつい口調で問いただした。
「ぇ…あの……ちょっと懲らしめてやろうと…」
心配かけまいと桜花に笑顔を向ける。
桜花と話している間にも女の子たちはズンズンと進んでいく。
「あ…じゃ、行ってくるね。」
桜花の返事を待たずに女の子たちを追いかける。
桜花にあんなこといったものの、やっぱり嫌だな…。
私をこんな目にあわせた、俺様悪魔会長!!
許さない!!
なんで私がお呼び出しされなきゃいけないのよぉぉ~~…
ぶつぶつと心の中で会長への文句を言いながら、5人組の女の子たちについて行った。
《海斗Side》
あ~…周りの女たちうぜぇ。
ケバイ
香水臭い
いつもに増してキャーキャーうるせえし…。
周りの奴らを無視しながら歩いて行くと、数学室Ⅱへと入っていく美奈を見かけた。
美奈は入学初日に俺にぶつかってきた女だ。
美奈は俺にキャーキャー言わねぇんだよな。
最初は学園祭の準備に利用してやろうと思っていただけなのに、いつのまにか好きになっていた。
俺の周りにいたケバイ女らを振り切って美奈についていった。
あー…なんか女5人に言われてんな。
「あんた目ざわりなんだよ! 生徒会に入れたからって調子乗ってんな!!」
…はァ? 何言ってんの、こいつら…。
「どーせ行ったって聞かないんだろうし、少々痛い目にあってもらいますか。」
女たちがクスクスと笑いながら言っている。
痛い目だと? ふざけんな。
女の1人が美奈をたたく直前に女の腕を掴んだ。
「お前ら何やってんの?」
「「「「キャーーー」」」」
うるせぇ。 質問に答えろっつーの。
「何やってんのか聞いてんだけど?」
苛立ちを抑えきれない俺はきつい口調で問いただした。
「ぇ…あの……ちょっと懲らしめてやろうと…」