サンドグラス ~アルツハイマー闘病記~
純一は
葵の世話と
仕事の
両立は
難しかったので、
昼間は
保育所に
預けることにした。
少し
お金は嵩むが
この際
仕方ない、
と思った。
有喜は
相変わらず
布団にうずくまっていた。
母が
声をかけても
反応は
あまりなかった。
2日間
有喜は
ベッドに入った
ままだった。
母は
様子がおかしい
と思い、純一に相談した。
純一が行き、
声をかけても
やはり
反応は鈍い…。
「有喜…。
急にまた
どうしたんだ…。」
純一がゆっくり
布団をはぐった。
有喜は
布団の中で
おねしょをしていた。
「有喜!
濡れてるぞ!
冷たいだろ~?
恥ずかしいから
今まで
布団から
出られなかったのか?」
純一は
有喜に尋ねた。
有喜は
コクリ
と頷く。
葵の世話と
仕事の
両立は
難しかったので、
昼間は
保育所に
預けることにした。
少し
お金は嵩むが
この際
仕方ない、
と思った。
有喜は
相変わらず
布団にうずくまっていた。
母が
声をかけても
反応は
あまりなかった。
2日間
有喜は
ベッドに入った
ままだった。
母は
様子がおかしい
と思い、純一に相談した。
純一が行き、
声をかけても
やはり
反応は鈍い…。
「有喜…。
急にまた
どうしたんだ…。」
純一がゆっくり
布団をはぐった。
有喜は
布団の中で
おねしょをしていた。
「有喜!
濡れてるぞ!
冷たいだろ~?
恥ずかしいから
今まで
布団から
出られなかったのか?」
純一は
有喜に尋ねた。
有喜は
コクリ
と頷く。