彼氏は可愛い年下系

お見舞の後には

「もう三日だよ……」




悠希君が熱をだしてから三日。




まだ熱が下がらないらしい。




「お見舞行ってないの!?」




お見舞だなんて、行って断られたら悲しいもん。




静かに頷くと、千夏は苦い表情をした。




「あり得ない……、それでも彼女?」



「うん、まぁ」



「それでも、行かないと可哀想じゃないか?」



「だって……いや」




言おうとする言葉がでない。




目の前にいる千夏の顔、結構怖いから。




手汗が滲み、次第には鳥肌までたってきた。




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