彼氏は可愛い年下系
『はい……』



「あっ、悠希君?祐希奈なんだけど……」




力の弱い声が聞こえた。




まだ、調子悪いのかな?




少し、いやかなり心配した。




「あの、お見舞い来たんだけど。大丈夫?」




一言そう言っても、言葉が返ってこなかった。




やっぱり、お見舞いなんて嫌だった!?




「祐希奈!?」



「あ、悠希君」




凄い勢いで悠希君が出てきた。




格好が、凄い。




思わずガン見してしまった。




上下スウェットジャージで、髪の毛は寝癖がついてて。




いつもの悠希君とは少し、ちがかった。




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