彼氏は可愛い年下系
あぁ駄目だ、あたしらしくない。




けど、今までこんな可愛い後輩君をがきんちょ呼ばわりしたのは悪かったな。




「…俺の事は悠希って呼んでください
みんなからそう呼ばれるし」



「じゃあ悠希君ていうね」



「はい!」




なにもかもが可愛い。




きっと悠希君は可愛いが武器なんだろうな。




「祐希、そろそろ授業始まるよー」




千穂が焦りながら話しに入ってきた。




近くのクラスから見える時計を見てみる。




確かに、もう授業始まる一分前だった。

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