彼氏は可愛い年下系
やっぱり、いつもより元気がなかった。




それに、放置しすぎても悪いし、喋りすぎても悪い。




難しい空気に、どうしようかとずっと悩んだ。




「……スー」



「え、寝た?」




後ろから吐息が聞こえ、驚いた。




悠希君、もう寝てる。




あたしの方を見ていたから、寝顔がよく見れた。




寝顔まで可愛いなんて、凄い…!




うわー、と悠希君を見ていた。




寝癖のついた髪の毛を整えたり、なんとなく、手を握ってみる。




いつも自分からはできないから、今日だけはと思って。




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