彼氏は可愛い年下系
あれ、なんだか可愛さが上がってる気がする。




いやいや、そんな事じゃなくて!




なんなの、この状況……!




起きてすぐにハグって、あり?




ただただ悠希君の可愛さに流され、自分の感情は後回しにした。




寒い、って…毛布被ればいいのに。




あたしなんて、低体温だからあんまり暖ないのに。




それでも、犬のように甘えてくる悠希君をついつい可愛がってしまう。




「毛布被れば?寒いんでしょう?」



「……じゃあ、祐希奈ちゃんも一緒に寝てよ?」



「………」




いきなり、意地悪な笑みを見せた。




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