彼氏は可愛い年下系
悠希君の匂いがする。




うちの匂いと似ていて、落ち着いた。




「寝そうでしょ?」



「え、違う。寝ないよ」



「ウソ?寝そうだけど?」



「寝ない!」




そんなやり取りがおわると、やっぱり、眠くなった。




瞼が重くなっていく。




寝ない、寝ない、寝ない、……寝ない。






「っん……あ」



「おはよー」




ヤバイ、寝ちゃってた。




目の前でニヤニヤ笑ってる悠希君を見て、また顔まで毛布を被った。




「…ごめんね、寝ちゃって」



「寝顔見ちゃったからラッキー」



「え、見ないでよ」



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