彼氏は可愛い年下系
顔を少し赤くさせた。




悠希君は、いきなり毛布を取り上げる。




「ちょっ…」



「いい加減、起きてよ?」



「うん」




そう言われ、渋々起き上がった。




悠希君の隣に座る。




「熱大丈夫?」



「おー、下がってきた」




その言葉を聞き、ホッとした。




悠希君はニコニコ笑いながらあたしの肩に寄りかかってくる。




つい可愛くて、頭を撫でてみた。




「気持ちー」



「悠希君髪の毛綺麗なんだもん。癖になっちゃった」



「もっとやって?」



「あたしでいいの?」



「は?祐希奈じゃないとヤダ」




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