彼氏は可愛い年下系
その言葉に、少し安心した。




「なんか、いいかも」



「俺も」



「なんか、暑いね。もう夏だし」



「あぁ。……あ、ゴミついてるけど?」



「ウソ?取ってもらっていい?」



「目ぇ瞑って?」




ゴミ…、糸屑かな。




目をつぶり、悠希君に取ってもらう事にした。




近づいてくるのが分かる。




ん? あれ、え!?




「ちょっ、え?」



「隙ありすぎー」



「だ、だって……」




いきなりキスをされ、少し取り乱す。




悠希君は面白そうに笑っていた。



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