彼氏は可愛い年下系
「すいません!長く喋っちゃって…」



「別に平気
颯によろしくね」



「はい!ありがとうございます!
んじゃ、また」




悠希君は手を振り、化学室のほうに向かった。




あの可愛さは、……犬にしか見えない。




飼い慣らしていないのになついてくれる、愛らしい犬。


あぁ……可愛い!




「祐希?」



「何、千穂」



「あ、いや
可愛い後輩君気に入ったような顔してたから…」




そんな顔、いつしてた?


嘘、うそだ、ウソでしょ!




キャラが崩れてしまう……!
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