彼氏は可愛い年下系
熱くなる頬に手で風をおくる。




「するなら、言ってよ…。拒否とか絶対しないから」



「え、マジで?……そか」



「うん。ね?」



「じゃあ、またしていい?」




なんて不意打ちなんだろう。




悠希君は、少しずつ近づいてくる。




可愛い顔すぎて、目線を外す。




コクリと頷き、下を向いた。




ゆっくり、焦らすようにキスを落とされる。




好きな人だからか、凄く気持ちよかった。




決して上手いわけじゃない。




不器用で、なんだか嬉しい。




「っ、あ……」




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