彼氏は可愛い年下系
まだシた訳じゃないのに、妙な空気が流れる。




ゴクゴクと一気に水を飲み、ボケッとしていた。




「…悠希君、夏休みどうする?」



「え?あー…ほとんど部活だった!悲しいくらい休み少なくってさぁ…」



「そうだよねー…。颯も言ってたよ」



「んーだよな。けど、サッカー楽しいし技術上げないと!颯人にも言っといて、今年は抜かすからって」



「ん、わかった」




部活、なんてしていないあたしは、毎日バイトいれてばっかりの夏休みだった。




友達いるから、遊んだりもするけど…。




もし、悠希君にも休みがあったらどこか行きたかったけどな。




仕方ないか、と諦め、笑って「頑張れ」と悠希君に言った。




その後送ってもらい、なんとなく悠希君のお見舞いが終わった。




< 123 / 412 >

この作品をシェア

pagetop