彼氏は可愛い年下系
集会で校長先生の長い話を聞かされてから、先生の短い話が終わり。




あっというまに、終業式は終わった。




「祐ー希奈ーバイバーイ!」



「またね!」



「宮いつでもメールしてなー」



「ありがとうー」




帰る途中、色々な人に声をかけられた。




「祐希奈」



「あっ、悠希君」




悠希君が、あたしの隣にいた。



「帰ろ」



「ん」




素っ気ない会話だけど、悠希君のお見舞いに行った時以来、よくチューをしてくれるようになった。




悠希君の顔なんか見られないから、繋いでいる手を見ていた。




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