彼氏は可愛い年下系
東高って、別にガラ悪いヤツいないし。




……女、とか?




なんかモテそーな顔してるからな。




「…宮、祐希奈って知ってる?」



「あぁ宮?俺、バイトもクラスも一緒ー」




少し笑ってみた。




「えっ、マジで!?」




そんなに食いついてくる話し?




おぉっ、と驚くと、はっとして一樹は我に返っていた。




「…宮が、どしたん?」



「別に。ただ、……中学一緒だった」



「へー」




そんなに深い関係じゃないなら、もしかして片想いとか!?




口をポカンと開けていた。




< 144 / 412 >

この作品をシェア

pagetop