彼氏は可愛い年下系
「じゃあ土曜にまたメールして?あたし忘れちゃうし」



「ん、俺も覚えてたらな」




そう言って、悠希君は素直に勉強を始めた。






『祐希奈、浴衣にしなよね』



「え、あたし浴衣持ってない……」



『えー!?そっか、そかそか……』




花火大会に行くことが決まり、一目散に千夏に報告した。




『花火大会直前、千穂の家にあたしいるんだけどさ』



「千穂の家?」



『うん。千穂たくさん浴衣持ってるんだよね。だから、祐希奈も来れば?』



「千穂に許可とってみるね」



『ラジャー!』




一旦、電話を切った。




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