彼氏は可愛い年下系
「また腕上げたわね〜お父さん!」



「この日のために頑張ったんだぞー♪」



「父さん祐希より料理上手いよな?」



「ちょ、颯酷すぎる!」




けど、確かにそうだった。




このパスタ、あたしより十倍はおいしい。




「祐希奈〜、彼氏なんかいるのかしら?」



「ぶっ!! ゆ、祐希奈に彼氏!?」




お父さんが、いきなり立ち上がった。




これは、ヤバイぞ。




彼氏いる、なんて言ったら怒られる。




「祐希、彼氏いるけど?」



「な、何だって!?」




颯、どうして言っちゃうの。




えへへ、と苦笑いしか出来なかった。




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