彼氏は可愛い年下系
こんなんで、花火大会いけるのかな。




気持ち、大丈夫かな……。




バイトが終わり、千穂の家へ向かう。




「祐希、青好きだよねー?」



「うん」



「メイクはナチュラルにしよっか!」



「ありがとー」




千夏と千穂にどんなに可愛くしてもらっても、




「いってらー♪」



「うん、いってき!」




なんか、ちっとも気持ちが上がらないや。




悠希君と待ち合わせている駅にゆっくりと向かう。




もっと笑わなくちゃ、悠希君に変な思いさせちゃう。




もう、忘れよう。



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