彼氏は可愛い年下系
「あっ、悠希君」



「祐希奈ー。…意外、浴衣なんだ」



「うん、千夏とかに言われて」




悠希君の格好は、ラフだった。




けど、凄く似合っていてかっこいい。




「行こ」



「うん」




自然に恋人繋ぎをし、花火大会をしている所に行った。




会場に近づくにつれ、お客さんで賑わう声がよく聞こえる。




本当は楽しいはずなのに、いまいち調子が上がらない。




それはきっと、メールのせい。




「…調子悪い?」




悠希君が心配そうな顔して、あたしの顔を覗き込む。




気持ちが顔に出てたんだ。




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