彼氏は可愛い年下系
そう言い、悠希君の背中を少し叩く。




「…ま、いーや。行こ」



「え、やっぱ見せるの!?」



「先輩達、覗き見したいほど見たがってたし」



「のぞっ、…最低」



「だから追っ払った。あの先輩…!」




悠希君はまた、拗ねた顔になる。




こんな時でも悠希君を可愛いって思うのはおかしい?




けど、本当に可愛いんだ。




悠希君に手を引っ張られながら、四組に行った。




恥ずかしくなり、顔を隠す。




その時はもう、四組の中に入っていた。




< 192 / 412 >

この作品をシェア

pagetop