彼氏は可愛い年下系
六章

別れた後

「は、はぁ!? 悠希君と別れた!?」



「うん、まぁ」




体育の時間、水飲みをしながら千夏に悠希君と別れた事を言った。




千夏は凄く驚いた顔をしている。




「だって…、祐希奈も悠希君もラブラブだったのに」



「そうかな。あたしは、ベタ惚れだったけどな」



「じゃあどうして…」




困った顔で、千夏は聞いてきた。




「元カレの事。あたしが悪いんだよね」



「元カレ……?」




そうだ、千夏には元カレがいるとは言ってたけど、話してない。




ごめん、といい、少し笑顔を浮かべた。




< 211 / 412 >

この作品をシェア

pagetop