彼氏は可愛い年下系
それを聞いて、悠希君は顔をしかめていった。




「んじゃ手ぇだすなよ!」



「出してーに決まってんだろ!」



「意味わかんねー…。なんでだよ! お前、祐希奈の事なんか……」



「……好きだよ。まだ引きずってんだよ」




一樹君の言葉に、あたしは泣きそうになった。




嘘だ、嘘だ、嘘だ。




あたしなんかをまだ、好きなんてあり得ない。




「ね、一樹君。それ、本当?」




真実を知りたくて、その場に足を踏み入れた。




みんなあたしを見て驚く。




「ちょっとぉ!一樹、誰よコイツ!」




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