彼氏は可愛い年下系
「あー俺、幸せ」



「大袈裟すぎ」



「だってさ俺、宮と野球するの、好きだったからだよ」



「……言葉甘すぎ」



「ヘヘッ」




三島は照れ笑いをした。




野球続けてくれたのは、そーいう理由もあったんだ。




「あ、もちろん野球はまた一緒にやろ!」



「うん、やろう」




子供らしい指切りをした。




新学期なる前に、初彼ができたなんて嬉しい事だ。






新学期、あたしと三島が付き合っている事を知ってる人は少なかった。




たぶん、周りからとしては「友達」にしか見えないんだろう。




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