彼氏は可愛い年下系

中学二年生

「祐希奈おはよー！」



「藍ー」




二年生一日目




クラス替えがないうちの中学は、あんまり雰囲気が変わらない。




「三島君とどーなの？」



「初日からそれ？…んー、楽しいよ」



「へぇ〜そっか」




女子ってこーいう話すきだよな。




別に、どうだっていいのに。




「でもさ、まだ祐希奈と三島君が付き合ってるの知らない人いるんだよね。ていうかほぼ」



「え、そうなん？そっちのが楽だよー」



「祐希奈らしーや」




藍は苦笑いしながら、自分の席に戻る。