彼氏は可愛い年下系
三島も笑い、頷く。




「な、宮の弟何部?」



「あ、颯?サッカーだよ。いじめないでね」



「いじめねーよ、馬鹿」



「いじめたら本気で怒るからねー。颯大好きなんだから」



「あ、まさかのブラコン」




はっと口を塞ぐ。




ブラコン、って事はバレたくなかったな。




冷や汗が背中に滲む。




「…ブラコンでも良いんじゃない?」



「え、…あぁ」



「ま、見た目からして考えらんないけど」




三島は口元に手をよせ、少し笑う。




ブラコンを受け入れてくれた事に、少し驚く。




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