彼氏は可愛い年下系
早いな、もうちょっと、続けてくれてもいいのに。




……なんて、がらにもない事は言わない。




【バイバイ】




とだけ送り、寂しさを紛らすためにゲームを始めた。




♪〜 ♪〜 ♪〜




30分して、着信音が鳴った。




特に誰がどの着信と決めてないから、予想がつかない。




お母さんかな?と思って見てみると、“一樹君”とはっきりうつっていた。




正直驚いて、すぐに電話に出られなかった。




が、無視は悪いと思い、動揺しながらでた。




「もしもし?」



『もしもーし。俺、分かる?』



「登録してあるからわかるよ」



『あ、そっか』




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