彼氏は可愛い年下系
ゆっくりと倒されていき、愛撫される。




中学生だよ?あたし達。




その行為を、していいのか区別はできるよ。




「ねえ……、一樹君。あたしと……するの?」




遠回しに聞いてみると、一樹君は少し頷いた気がした。




「受験、まだ終わってないよ?…襲っちゃ、駄目じゃん…」




いつかしかの会話が思い出される。




上にいる一樹君は、顔を歪ませた。




あたしの中で動いていたてが、とまる。




露出されていた肌に、何かが落ちた。




それはきっと、涙。




上には、ポロポロ泣いている一樹君がいた。




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