彼氏は可愛い年下系

あたしは頑張って笑みを作る。




けど、心が凄く痛かった。




「…けど、仕方ねえじゃん。許さないヤツもいれば、…俺みたいに、ラッキーって許すヤツもいるから」



「………」



「誰もが許す事なんて、世の中そう簡単にはないよ。だから、仕方ねえんだよ」




そうなのかな。




どう、なんだろう。




うまく回らない頭。




でもあたしは、納得していたかもしれない。




少し、楽になっていたから。




許す許さない、それよりあたしを受け止めてくれる人が一人、いてくれる事が嬉しかった。