彼氏は可愛い年下系
―――――――――………
「悠希君?」
「…んーっ。…祐希奈、ちゃん?」
「またちゃん付け?それ、どうしてなの?たまにちゃん付けするよね」
あ、やべ。寝ぼけてた。
祐希奈は不思議そうな顔をし、俺の髪の毛を直してた。
……あー、忘れてんだ。
そりゃそうだろうな。
けど、……覚えててもらいたかったな。
「……あ、思い出した」
「あ?何を?」
祐希奈は、俺の肩に寄りかかってくる。
その行動が、ちょっと、いやかなり可愛かった。