彼氏は可愛い年下系
「あ?だったら何?」




少し咳き込みながらそう言う颯を見て、口が開いた。




「なにアホ面してんの?」



「ごめん……」



「ま、いーや。今日チャリできてるから、裏乗って昼飯買いに行こ」



「うん、行こ」




そう言って、ゆっくり立ち上がった。




歩くのが遅くなり、またやっちゃったなと思う。




ただ、これはこれで、颯といられて楽しかった。




なんか最近、さらにブラコン度上がっちゃったなぁ。




颯の青い自転車の裏に乗り、コンビニに行った。




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