彼氏は可愛い年下系
「えーそれ得意のサボりでしょ!日比谷先輩に言わないとなぁ」




少し笑うと、沢村君も笑った。




それから色々と話し込み、二分くらいずっと喋っていた。




「じゃあ明日バイト行くね」



『よろしく!またなー』



「バイバイ」




ブツッと切れ、無機質な音が聞こえた。




ケータイを閉じる。




「…誰?沢村って」



「ん?あー、バイト同じ人だけど」



「へー……」




悠希君は浮かない顔をして、テレビを消した。




「キスしていい?」




そして、思考回路が戸惑うような発言をされた。




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