社長と小悪魔ハニーの年の差婚

怜社長とトーマを交えて、今後の仕事ついて、相談する前に、新たな火種が公に晒された。



私の二度目の中絶相手の男が週刊誌に暴露。



スクープ記事として騒がれた。



『売れっ子カリスマモデル』『有名化粧品メーカーの社長夫人』そんな肩書きを持つ私の過去を、マスコミが競って、暴き始めた。



栗原さんの予想通り、私はモデルの仕事を休業せざる負えない状態に。



トーマにまで、火の粉が飛んだ。
栗原さん曰く、社長なのに、社内では肩身が狭いらしい。



「・・・金の為に…お前の過去を売るなんて最低の男たちだな…」



「ゴメンなさい」


「謝るな…たくっ」



トーマと私はリビングのソファーに座って、私の記事が載った週刊誌を読んだ。