社長と小悪魔ハニーの年の差婚
~美古side~
私はトーマたちが帰宅する前に、麻古姉から電話を貰った。
麻古姉の旦那の澪生さんが浮気したコトは本人から訊かされて知っていたけど、まさか、麻古姉がーーー・・・トーマに。
麻古姉は電話越しで必死に謝っていたけど。半分以上、謝罪の言葉が耳に届いていなかった。
「叩かれた理由…わかってるよね…トーマ」
「麻古から訊いたのか?」
「トーマは一言も、私に栗原さんが休んでる間…麻古姉が秘書を務めるコト教えてくれなかった。どうして?疚しいキモチがあったから??」
「ここでは…話せない…部屋に行こう…美古」
トーマが私のカーディガンの袖を掴んだ。
「離してよ!!」
私は乱暴に、トーマの手を払う。
「みんなの前で白黒、ハッキリつけましょ!!」
麻古姉の旦那の澪生さんが浮気したコトは本人から訊かされて知っていたけど、まさか、麻古姉がーーー・・・トーマに。
麻古姉は電話越しで必死に謝っていたけど。半分以上、謝罪の言葉が耳に届いていなかった。
「叩かれた理由…わかってるよね…トーマ」
「麻古から訊いたのか?」
「トーマは一言も、私に栗原さんが休んでる間…麻古姉が秘書を務めるコト教えてくれなかった。どうして?疚しいキモチがあったから??」
「ここでは…話せない…部屋に行こう…美古」
トーマが私のカーディガンの袖を掴んだ。
「離してよ!!」
私は乱暴に、トーマの手を払う。
「みんなの前で白黒、ハッキリつけましょ!!」