社長と小悪魔ハニーの年の差婚
トーマは眉間に皺を寄せて、バツが悪そうにしていた。
「俺たちは先に入りますから…二人でお話してください」
栗原さんが私たちに気を利かせて、みんなを中に誘導しちゃった。
私とトーマだけ、玄関先に取り残された。
「麻古姉からキスしたって訊いたけど…私に悪いと思うなら、突き飛ばすくらいしなさいよ!元カノにキスされて、昔の想い出に浸ってたワケ?」
「・・・ああ…そうだ」
トーマは開き直ったかのように、素直に認めた。
適当に出た言葉はーーー図星だった。
昔の想い出って・・・
私の怒りは頂点に達した。
「トーマの馬鹿!!とんま!!最低男!!!」
「素直に答えただけだろっ?麻古が栗原の代わりを務めいたコトを隠してたのは謝る…」
「私…実家に帰る!!」
「俺たちは先に入りますから…二人でお話してください」
栗原さんが私たちに気を利かせて、みんなを中に誘導しちゃった。
私とトーマだけ、玄関先に取り残された。
「麻古姉からキスしたって訊いたけど…私に悪いと思うなら、突き飛ばすくらいしなさいよ!元カノにキスされて、昔の想い出に浸ってたワケ?」
「・・・ああ…そうだ」
トーマは開き直ったかのように、素直に認めた。
適当に出た言葉はーーー図星だった。
昔の想い出って・・・
私の怒りは頂点に達した。
「トーマの馬鹿!!とんま!!最低男!!!」
「素直に答えただけだろっ?麻古が栗原の代わりを務めいたコトを隠してたのは謝る…」
「私…実家に帰る!!」