社長と小悪魔ハニーの年の差婚
「あなた?」
お母さんもキョトンとして瞳で豹変したお父さんを見つめる。
私とトーマも顔を見合わせた。
「あなたの母親代わりとなっている副社長が私に会い来たんです。麻古に代理母となる許可が欲しいと…」
代理母!?
「美古の不妊治療は始まったばかり、後継者となる子供が生まれるのはいつになるかわからない。美古に子供が出来る確証だってない。出来ない可能性だって高い…麻古も代理母の話は了承してくれたと言っていた。どうせ、社長の権限を使い、有無を言わせなかったんだろ?」
「俺は・・・」
「トーマ??」
「俺は何も知りません…。副社長の独断です…。申し訳ありません」
トーマは深々と頭を下げた。
誠心誠意、謝るトーマ。
お父さんの態度も和らいだ。
お母さんもキョトンとして瞳で豹変したお父さんを見つめる。
私とトーマも顔を見合わせた。
「あなたの母親代わりとなっている副社長が私に会い来たんです。麻古に代理母となる許可が欲しいと…」
代理母!?
「美古の不妊治療は始まったばかり、後継者となる子供が生まれるのはいつになるかわからない。美古に子供が出来る確証だってない。出来ない可能性だって高い…麻古も代理母の話は了承してくれたと言っていた。どうせ、社長の権限を使い、有無を言わせなかったんだろ?」
「俺は・・・」
「トーマ??」
「俺は何も知りません…。副社長の独断です…。申し訳ありません」
トーマは深々と頭を下げた。
誠心誠意、謝るトーマ。
お父さんの態度も和らいだ。