社長と小悪魔ハニーの年の差婚
「私…絶対…ついて行く!!」


「その言葉…信じてるからな」


「うん」


キスを交わしても、物足りない。

深い繋がりを身体は求めていく。

社長のトーマは素敵だけど、
社長の椅子よりも私のコトを大切に思うトーマの一途な愛し方に至福を感じた。



社長だから、結婚したんじゃない。



私はトーマ自身を見て、一緒になった。


社長ではなくなったら、今のセレブの暮らしは続けられないかもしれない。


それでもいいーーー・・・


失うモノは多いけど、いちばん大切なモノが手に入るような気がしたから。


トーマは舌を絡め、蹂躙したキスを私に落とす。そして、私の唇からをゆっくりと唇を離した。
卑猥に引く白い糸がいっそ、私の身体の火照りを強くさせた。


「私も一緒に帰ろうかな?」


「…ダメだ…お前はここにいろ」


トーマは急に胃の辺りを手で押さえた。持病の胃潰瘍だとトーマは言っていたけど…


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