社長と小悪魔ハニーの年の差婚

「あなた自身のせいで、亡き先代の社長との間には子供ができなかった。だから、愛人の子供である澪生を後継者に選ぶしかなかった。でも、それはあなたの意志ではない。あなたはプライドの高い女性だ」



「そうよ！愛人の子に…あの人の血を半分、受け継いでるとは言え、私とあの人で大きくしたこの会社を任せたくなかった。だから、私はマー君を社長にしたの！社長はあなたしかいないのよ！！」



副社長は俺の上着を両手で掴んだ。

ヒステリックな甲高い声で俺に訴える。


「私の命令なしに社長を辞めるなんて言わないで…マー君…」



「・・・」



「マー君の奥さんは20歳そこそこで、男とヤリまくって、2回も中絶して馬鹿な女よ。あなたが浮気しても世間は当然だと思うわよ！逆に同情されるわ…あなたが責任とって社長の座を降りるコトないわよ！あんな尻の軽い女と離婚しなさい！！」



俺は激昂して、副社長の両手を無理矢理、離した。



「美古はあなたの言う…馬鹿な女じゃない！」