社長と小悪魔ハニーの年の差婚
~透真side~
「立会いすれば、よかったのに…」
「・・・立ち会いは…嫌だって美古が言うから…」
俺は栗原と分娩室近くの待合で生まれるのを待っていた。
「まぁ~3年で…終えて良かったですね。社長。性別も男の子みたいだし…女の子だったら、次は男の子だと副社長にうるさく言われる可能性大でしたから」
「いや、まだ、生まれてこの目で見ないと性別なんて分からんだろ?」
「・・・」
俺は檻の中の猛獣がうろうろとあてもなくうろつくように、歩き回り、生まれるのを今か今かと待っていた。
「社長…落ち着いて…」
既に3人の子持ちで4人目が生まれる栗原は落ち着いていた。
「・・・立ち会いは…嫌だって美古が言うから…」
俺は栗原と分娩室近くの待合で生まれるのを待っていた。
「まぁ~3年で…終えて良かったですね。社長。性別も男の子みたいだし…女の子だったら、次は男の子だと副社長にうるさく言われる可能性大でしたから」
「いや、まだ、生まれてこの目で見ないと性別なんて分からんだろ?」
「・・・」
俺は檻の中の猛獣がうろうろとあてもなくうろつくように、歩き回り、生まれるのを今か今かと待っていた。
「社長…落ち着いて…」
既に3人の子持ちで4人目が生まれる栗原は落ち着いていた。