社長と小悪魔ハニーの年の差婚
俺と美古の間に、待望の子供が生まれた。



名前は『辰真(タツマ)』




美古と辰真は里帰りで鎌倉の実家。
俺は週末だけ、二人に会いに行く。



座布団の中にすっぽりとおさまる辰真の寝姿。


「指の爪も小さいクセに…ちゃんとあるぞ」


「そりゃ、人間の子供だもん」


辰真が生まれて2週間だけど、美古は手馴れた感じにおむつ替え。


「ベテランみたいな感じがするな…」


「おむつ替えは慣れたけど、お風呂が…」



「風呂??」


「トーマ…今夜のお風呂は手伝ってよ…」


「ええ~っ!?コイツ…首座ってないだろ??」
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