社長と小悪魔ハニーの年の差婚
ACT4 別れたくない朝
~美古side~
私がオレンジジュースをぶっかけて、派手にフッたことを思い出しご機嫌斜めトーマ。
キスはお預けかと思ったけど。
トーマは栗原さんの持ってきたスーツに着替える。
トーマは本当にカッコいい。
ブランド物じゃない安物スーツだって、カッコよく着こなせそう。
色ボケとはそんなんじゃない。
カフスを止めて、私を手招きで呼ぶ。
「トーマ少し…ネクタイ曲がってるよ」
私は腕の中に飛び込みながら、トーマの結んだばかりのネクタイに触れる。
「お前が直すと…余計に曲がるんだけど」
「まだ、怒ってる?」
「少し…」
キスはお預けかと思ったけど。
トーマは栗原さんの持ってきたスーツに着替える。
トーマは本当にカッコいい。
ブランド物じゃない安物スーツだって、カッコよく着こなせそう。
色ボケとはそんなんじゃない。
カフスを止めて、私を手招きで呼ぶ。
「トーマ少し…ネクタイ曲がってるよ」
私は腕の中に飛び込みながら、トーマの結んだばかりのネクタイに触れる。
「お前が直すと…余計に曲がるんだけど」
「まだ、怒ってる?」
「少し…」