社長と小悪魔ハニーの年の差婚
ロビーには栗原さんと一緒に、私のマネジャーの淡路香奈子(アワジカナコ)さんが立っていた。
「おはよー。美古ちゃん」
「おはようございます…」
「おはようございます。淡路さん。いつも妻の美古がお世話になってます」
隣に立っていたトーマが淡路さんに丁重な挨拶。
親しい間柄なのに、社交辞令を忘れないトーマ。
『親しい仲にも礼儀あり』
トーマのそんな所が、オトナを感じさせる。
「こちらこそ」
「じゃあー俺は行くよ…」
トーマは栗原さんと共に先に、ホテルのエントランスに向かっていった。
私は見えなくなるまで、トーマの姿を名残惜しく、目で追った。
「おはよー。美古ちゃん」
「おはようございます…」
「おはようございます。淡路さん。いつも妻の美古がお世話になってます」
隣に立っていたトーマが淡路さんに丁重な挨拶。
親しい間柄なのに、社交辞令を忘れないトーマ。
『親しい仲にも礼儀あり』
トーマのそんな所が、オトナを感じさせる。
「こちらこそ」
「じゃあー俺は行くよ…」
トーマは栗原さんと共に先に、ホテルのエントランスに向かっていった。
私は見えなくなるまで、トーマの姿を名残惜しく、目で追った。