社長と小悪魔ハニーの年の差婚
俺は美古との将来の為に、栗原に美古の過去を調べるように頼んだ。



「承知しました…。秘書の仕事と平行なので、気長にお待ち下さい」



「構わない…」


「では、今日のスケジュールをお伝えします…」


慌ただしい社長としての1日が始まる。


「!?」



俺のプライベートのケータイが鳴り響く。


3ヵ月に一度、やって来るあいつからのメールだった。


「すまない・・・プライベートで席を外す…」


「え、あ…承知しました…10分でお戻り下さい…社長」


「ああ」


俺は椅子を立って、社長室を出た。





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