社長と小悪魔ハニーの年の差婚
トーマは栗原さんの言葉でハッと表情を締める。
私の知るトーマではなく、社長としてのトーマの顔が見えた。
「・・・これは立派な恐喝です。怜社長には警察に被害届を提出する様に、言います」
「私はどうしたらいいの?栗原さん」
「美古さんあなたはしばらくモデル業は休業した方がいいでしょ…あなたは社長夫人です…俺としてはこの機会に…ご自分の立場を理解して欲しいですね」
「栗原…さん?」
「社長は優しい方だから…なかなかあなたには本当のコトを言えない…」
「いい加減にしろ!栗原…それ以上言えば…秘書をクビにするぞ!!」
トーマは激昂して、立ち上がり、栗原さんの上着を右手で掴んだ。
「俺は…あなたの心を代弁しただけです」
私の知るトーマではなく、社長としてのトーマの顔が見えた。
「・・・これは立派な恐喝です。怜社長には警察に被害届を提出する様に、言います」
「私はどうしたらいいの?栗原さん」
「美古さんあなたはしばらくモデル業は休業した方がいいでしょ…あなたは社長夫人です…俺としてはこの機会に…ご自分の立場を理解して欲しいですね」
「栗原…さん?」
「社長は優しい方だから…なかなかあなたには本当のコトを言えない…」
「いい加減にしろ!栗原…それ以上言えば…秘書をクビにするぞ!!」
トーマは激昂して、立ち上がり、栗原さんの上着を右手で掴んだ。
「俺は…あなたの心を代弁しただけです」