指輪
朝練が終わり、汗だくの服を着替えて教室に行こうとすると、偶然洋介にあった。

「よっ!渚!一緒に行こうぜ」

「おーいいよ★」

2人で教室に入ると、洋介の親友の勇也と、あたしの親友の琴音とほのかが

「ヒューっっ朝っぱらからあついね~」

「はいはい、あついんなら近寄んないでくれる??」

といつもあたしはこんな感じで受け流す。

勇也が洋介になにか耳打ちしてたのが気になったけど、まぁそれよりも今日のお弁当のおかずのほうが気になった。


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