指輪
午前の授業が終わり、

「琴音~ほのか~お昼屋上行こ★」

「おっけい!先行ってて」

今日はなんかおかしい。なんか4人でこそこそしてるし、あたしなんかしたかなあ?

ちょっと不安になりつつ2人を待ってると、

ガチャッ

ドアが開いた。

「ことっね・・・

洋介?!?」

「よお・・」

「よっ!ってか琴音たち見なかった?」
「まだ教室」

「そっか。アレ勇也は?」

洋介はあたしの質問には答えず、あたしのとなりに座った。
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