紺碧の海に漂う想い〜あなたがくれた物〜
昌磨は、まだ生きるつもりはないから…。



それなら…、私は昌磨を安心させたり、迷惑をかけすぎたりして、昌磨と離れてしまう事を避けないといけない…。

そして、一緒いる間に生きる楽しみを見付けてもらいたい…。
悲しみだけで終わらせたくない…。



「ほらっ、これ…。」

昌磨の声にハッとした私は、目の前に2枚の一万円札を差し出されている事に気が付いた。
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